お土産
市内中心部は桜が開花したようですが当店周辺はやはり“山沿い”なのでしょうか・・・
もうちょっとて感じです。
桜はいいですが花粉が悲惨なようですね・・・気の毒なほどしんどそうなお客様が何人も
おいでになりました。(^_^;)
これから浅野川をお花見なさる方はぜひ当店にもお立ち寄り下さいませ。
さて、先日関西方面の有名な珈琲店の豆をお土産でいただきました。
興味深く、丁寧に抽出していただいてみました。・・・・・・・・・が、・・・・・・・とても“残念”な、
ガッカリな風味でした。
そういえばつい先日も当店のお得意様が某有名珈琲店の豆を大量にいただいたけど
不味くてなかなか無くならなくて困っている・・・とグチられていましたっけ・・・。
あらためて私どものコーヒーの“定義”を申し上げますと“美味い” “不味い”は
個人の主観、嗜好の問題で、まずはそれ以前のところに重きを置いて考えています。
それは、珈琲豆が農作物であるいじょう、未成熟な豆、発酵豆、虫喰い豆・・・といった
丁寧に取り除かなくてはいけない欠点豆が混ざっていない事。
芯残りのない適正な焙煎がなされている事。
焙煎後あまり時間が経過しておらず煎りたての新鮮さが保たれている事。
この3点が守られていて初めて“正しい” “良い” 珈琲豆なわけで、
そうでない物は“美味い” “不味い”を論ずる以前の問題だと思っています。
で、そのいただいた珈琲は残念ながら“以前の珈琲”独特の匂いがしました。
関西での圧倒的ネームバリューや、実際、お店は大繁盛していたそうなので
たまたま不出来な物をいただいたと考えるべきなのでしょうか・・・
珈琲に取り組む姿勢というか守るべき方向性を改めて考えさせてくれた、
そういう意味では貴重なお土産をちょうだいいたしました。
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